物件は正しく募集されているか?

賃貸経営

オーナー様から空室が多い、長い、埋まらないというご相談頂くとき、まず大家さんの認識についてヒアリングしています。
オーナー様に、「空室の原因は何だと思いますか?」と、お尋ねするわけです。相談されている方は、それを聞きたくて相談に来ていらっしゃるのだと思いますが、いつ頃から悪化したか、どういう対策をしたか、などを思い出して頂き、お話をお伺いしています。

空室は病気みたいなもの

よく、“空室は病気みたいなもの”と言われますが、空室も病気も放っておくと悪化するため、早期発見、早期治療が一番です。もちろん空室も病気も正しい治療のためには、原因の特定が大切です。問診をして、検査をして、治療をする必要があります。

私は、大家さんへの問診が終わったら、最初の検査として「正しく募集されているか?」を確認します。これは、“空室”という大家さんの“商品”が、きちんと世の中に紹介されているかについて調べるためです。言い換えると、仲介を依頼している業者さんが、きちんと募集をしてくれているか?ということでもあります。

募集をされてないケースもある

よくあるケースですが、ご相談の際に沢山の仲介業者さんに紹介を依頼しているという大家さんの物件をウェブで検索すると、仲介業者さんの中にはポータルサイトはおろか、自社HPにも掲載されていないという事はしばしばあります。また、掲載されていても、賃料や条件が違っていたり、古い写真が使われていたりということもよくあることです。大家さんからしてみれば、なぜ、依頼したのにも関わらず、積極的に動いてくれないのかと、疑問に思う事かと思います。その理由や背景については、また機会があればお伝えしますが、大家さんにとって大切なことは、自分の物件が正しく紹介されているかをチェックすることです。

インターネットで物件を検索することが主流になって以来、空室が成約に至るプロセスは、ネット上で検索 → お問い合わせ → ご案内 → ご成約 が一般的です。つまり、物件が掲載されていないというのは、空室の募集がされていない事と等しく、お部屋をお探しの方が、その空室の問い合わせをすることも、室中を見る事も検討することもないわけです。 インターネットというと、苦手意識がある大家さんもいらっしゃると思いますが、ご自身が苦手であれば、ご家族やお友達にご協力を頂いて、一度自分の物件を検索されることをオススメします。スーモや、アットホームなどのポータルサイトをチェックし、もし、ご自身の物件が掲載されていなければ、すぐ仲介業者へ掲載を依頼しましょう。ポータルサイトの掲載は費用もかかるので、仲介会社さんによっては費用を必要とする可能性もありますが、一日も早い成約の為には、ポータルサイトへの掲載は欠かせませんので、一日も早く掲載のご相談をされることをオススメします。

オーナー様自らポータル掲載が可能です

2020年末にリリースされた”ECHOES(エコーズ)”というサービスをご存知でしょうか?
ECHOESは、3大ポータルの内、suumoとathomeへの掲載を、月々2,200円で行えるサービスで、オーナー様には広告料のご負担も無いという画期的なサービスです。掲載だけでなく、PV数や反響の有無などもご自身で確認することができるので、募集は依頼しているが斡旋状況が分からずに不安を感じるオーナー様にとってもオススメなサービスだと思います。

ECHOES
https://s-echoes.jp/

結構ご相談の際に多いのが、ポータルには掲載しているけど写真が古いとか、オススメコメントが入ってないとか、それを仲介業者に修正を頼んでいるけどなかなか修正してくれていないなどの細かい注文。これらのストレスも、ご自身がポータル掲載を行うことでなくすことが出来ます。

昨日のブログで、”ウチコミ!”が大分県でもスタートするとお伝えしましたが、オーナー様が積極的に動く事で、募集のお悩みを打破できる時代になってきたと感じます。ITがもたらす賃貸業界の変化は、コロナ禍で加速している様な気がします。業界のプレーヤーも、オーナー様も時代に合った物件作り、募集が大切ですね。