大分市によると、 2020年1月11日(土曜日)から、南大分地区と森町地区の一部のエリアが住居表示地域となりました。新たに住居表示地域となったエリアは以下の通りです。
- 旭町地区
- 三ケ田町地区
- 二又地区
- 田中地区
- 豊饒地区
- 畑中地区
- 明磧地区
- 永興地区
- 竹の上地区
- 中の瀬団地地区
- 森町西地区
住居表示地域になってどう変わるの?
当ブログでも、住居表示について書きましたが、住居表示が進むことで建物の特定が容易になり、警察や消防などの緊急車両や、郵便や宅配便などの手配に大きく役立つと思われます。
一方で古くから使われてきた通称住所は、自治会や班などの地元自治の区域として独自に発達してきた経過もあり、住居表示と通称住所の併用は、まだしばらく続きそうです。
近年、大分市駅周辺の再開発や、法務局が主導する不動産登記法第14条の地図整備などが相まって、大分市内も多くの地域が住居表示地域となりました。不動産業に従事する我々でも、知らないうちに所在が変わっているというケースも少なくありません。
最近は、住宅需要の高まりによって分譲地などの開発も多く、また空き家対策によって、古い団地内でも空き家を取り壊して沢山の新築住宅が供給されました。また、楽天やamazonなどの利用者も増え、物流業界も大きく変化するなどの時代的な背景もあるのかもしれませんが、いずれにしても民間も行政も住居表示により、業務の煩雑さが少し解消されるのではないかと思います。
馴染みのある通称名や、”大字○○”という住所が大分市内から徐々になくなるのは少し寂しい感じもしますが、それよりも住宅行政がよりよいものになるものと信じて新しい住所を迎えたいものです。
お問い合わせ
住居表示地域となったエリアは、以下で確認できます。